新人弁護士 B

入所理由について

入所理由は大きく「事務所の雰囲気」と「取扱事件の多さ」にあります。前者は正直、説明会のみでは分からないと思います。ただ、事務所全体として、比較的期の若い先生が多いことや先生方のインタビュー映像を見て、少なくとも活気があり明るい事務所であることは間違いないと感じました(入所後の感想としては「風通しが良すぎるのでは・・・?」です。)。後者については、弁護士として一番成長できるのが初年度であり、だからこそより多くの分野の事件を初年度から担当したいと思ったからです。

もちろん、入所するにあたり重視するポイントは人それぞれかと思いますが、上記の入所理由以外にも入所する魅力は多々あると思います。

取り扱い事件

事務所全体では、交通事故・男女間問題・相続等の一般民事から、医療過誤等の専門分野まで、幅広く取り扱っています。

私が1年目にメインで取り扱った事件は、離婚・男女間トラブルに関する事件、労働事件、交通事故、任意整理・破産・個人再生等の債務整理事件、相続事件、不動産事件、企業法務、少年事件など、多岐にわたります。1年目からこれだけ様々な分野を経験できること自体ももちろん、自分が力を入れたい分野を見つけやすいところも、当事務所の強みだと思います。

研修や先輩弁護士との関係

新人研修の体制は、非常に整備されていると思います。入所後は、経験豊富な事務所の先輩方から、事件処理にあたっての基礎知識や流れについての新人研修があります。研修ですべてが分かるわけではありませんが、実際の事件処理を行う際に、頭の片隅に取っ掛かりがあるのとないのでは、大きく違うと思います。また、新人同士のコミュニケーションの場でもあるので、勉強の場に限らないと感じました。

先輩弁護士には、ベテランの先生から期の近い先生も多く、「相談ができなくて困る」という事態になったことは一度もありません。1年目から事件を一人で担当できますが、放任というわけではなく、チームリーダーの弁護士が、毎月全ての事件の進捗管理を行ってくれます。

ワークライフバランス

1年目は仕事を覚えることや目の前の事件を処理することで精一杯になっており、今振り返ると本当にあっという間の時間で充実していたと思います。そういった意味で、忙しくて大変であることは間違いないです。もっとも、自分のプライベートがないかというと全くそんなことはありません。平日も午後6時に帰ることもありますし、土日や祝日については、自分で希望しない限り相談や仕事が入るようなことはありません。

もちろん、仕事が面白くて多くの事件をこなしたい人については、仕事の比重をあげることもできます。いずれにせよ、業務量の調整については気兼ねなく言えるのが当事務所です。

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